納屋橋饅頭 / お取り寄せ通販情報と最新情報
納屋橋饅頭
納屋橋饅頭というお饅頭をご存知ですか。
こちらは、名古屋の銘菓になります。
納屋橋饅頭の歴史は古く、明治19年、「堀川」のたもとで始まった「伊勢屋」という和菓子屋さんが始めです。
大正2年、納屋橋の架け替え工事が行われ、その時の出来事にちなんで屋号を納屋橋饅頭に変更しました。
そんな歴史の古い納屋橋饅頭、どんなお饅頭かというと「酒まんじゅう」です。
まずは、麹と蒸し米で甘酒を作ります。
それを清酒酵母で発酵させ、アルコール、炭酸ガス、酒の香りなどを作り上げていきます。
この時にできるアルコールは、お饅頭を蒸した時に飛んで消えていきますが、旨味はしっかりと残ります。
また、炭酸ガスは、お饅頭をふっくらとさせる役割を果たします。
このように、納屋橋饅頭の皮は、添加物を加えることなく自然の力を応用して作り上げられます。
だからこそ、言いようない深い味わいと食感が味わえるんですね
また、中に包む餡にも強いこだわりを持っています。
小豆は、北海道十勝産の厳選したものだけを使用し、渋味を抜くために繰り返し煮揚げていきます。
その後、皮を取り、中身を漉し、冷水でしっかりとあく抜きをします。
この「渋味を抜き、あくを抜く」という工程は、美味しいあずきを炊くために必要な作業ですが、痛しかゆしというか、実は小豆本来の「うまみ」まで、ある程度抜けてしまいます。
ですから、そういった工程を経てもなお、十分な美味しさが残るよう、小豆そのものが旨味の濃いしっかりとしたものでなければなりません。
そんな訳で、小豆の厳選には特に力を入れているんですね。
良いあずきを使用し、氷砂糖と同等の純度の高い砂糖を蜜状にしたものとトレハロースを加え、丁寧に炊き上げられる漉し餡。
これらは、すべて職人さんの経験と勘にかかっています。
こうしてしっかりと炊きあげられた漉し餡を皮で包んでいくわけですが、皮は麺用の小麦粉を使い、もっちりしていて、且つしっとりしている独特の食感が特徴です。
下ごしらえが済んだお饅頭は蒸し上げられ、上質な甘みとあっさりした風味の納屋橋饅頭の出来上がりとなります。
今やすっかり名古屋の銘菓となった納屋橋饅頭ですが、このように職人さんの愛情がたくさん詰まっているんですね。
日持ちのする和菓子ではないので、贈答品には向かないかもしれませんが、和菓子好き、特にお饅頭が好きな方には、ぜひ一度召し上がって欲しい味わい深いお饅頭です。
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