糸切餅 / お取り寄せ通販情報と最新情報
糸切餅
滋賀県にある多賀神社の名物と言えば、糸切餅ですよね。
糸切餅の起源は、700年以上の遥か昔、鎌倉時代にさかのぼります。
当時の日本は、二度に渡るモンゴルの来襲に耐えながら必死に戦っていました。
歴史の教科書に載っている「蒙古来襲」です。
戦いの終盤に、大嵐がきて日本が勝利した、あの戦いですよ。
後にその嵐は神風と言われるようになりました。
「蒙古襲来」と聞いてわからない人でも、神風と聞くと知っている人も多いですよね。
糸切餅は、そんな時代に産まれたお菓子なんです。
糸切餅に描かれている、赤と青の線は、蒙古軍の旗を模しています。
蒙古襲来後、平和が戻ったことを祝い、餅に蒙古軍旗を描き弓の弦で切り分け、神社に奉納しました。
多賀神社の神様は生命を司る神様なので、刃物を使わず、お餅は糸で切り分けました。
そこから、糸切餅と呼ばれるようになり、現代に至るまでその風習は受け継がれています。
糸切餅を販売するお店は三店舗あります。
三店舗とも、蒙古軍旗を描いていたお餅は同じですが、それぞれに特徴があり、また良さがあります。
なかでも「ひしや」さんでは、いまでもすべての工程を手作りしています。
糸切餅は、元々甘さが控えめで素朴な味のお菓子なので、素材の味が重要になります。
ひしやさんでは、出来立ての柔らかなお餅を目の前で実際に糸を使用して切り分けてくれるので、本当の出来立てのおいしさを堪能することができますよ。
店舗により、季節限定で、糸切餅のてんぷらを販売している店もあります。
お餅は、時間がたつと硬くなってしまうものです。
実際にお店に行き、その場で出来立てを食べるのがいちばんおいしい食べ方なんだそう。
気になった人はぜひ、多賀神社で、糸切餅を食べてみてくださいね。
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